豊田さんの命式を見ると、3つの大きな特徴があります。
1.日干支が、丁巳
2.子丑生年天中殺
3.天将星×2
彼は、この宿命を見事に体現なさっていると思います。
1.丁巳は、単独行動で理想を目指す方です。だけど、内面には繊細な神経が宿っています。
精神質でありながら、それを天将星エネルギーで燃焼させるところに、丁巳の難しさがあります。
運気は強く、自分の考えや専門分野で頂点に向かって進んでいきます。
自分に興味にあることには、とことん注力する努力家です。
その一方で、心の中には忸怩たるものがあり、孤独感を抱えています。
それを癒すために、美しいものを求めてバランスをとろうとするところがあります。
2.子丑生年天中殺は、初代運的な質を持ちながら二代目三代目的な人生をわたるという複雑な生き方になります。
親御さんから、引き継いだものをそのまま守るのではなく、親御さんとは違ったものを作ろうとします。
彼のお父様の豊田潤多郎さんは、大蔵省大臣官房企画官を経て、現在は自由党の京都府第4区総支部長のほか、医療法人の理事長も務めていらっしゃいます。
宿命中殺者の中には、流れを変えるという役割があるので、普通の流れにのれないことが仕組まれてます。
しかし、努力でそのマイナス面を克服できると、本来の星のもつエネルギーの数倍のパワーを身につけることができます。
玉堂星が中殺されています。
既存性の強いところでの仕事は向きません。
外国で認められたり、また次の世代のために新しい世界を創造することが可能です。
車騎星が中殺されています。
前進のエネルギーが空回りしがちで、行動だけが先走ってしまうことが多くなります。
しかし、純粋な目標があれば‥子供のころの憧れや夢を人生の目的にすると大成も可能です。
3.天将星×2
強すぎるエネルギーが2つあるので、逆にぼんやりした印象が強まることがあります。
活躍でいれば、頼りになる組織のトップになります。
晩年になっても、エネルギーは衰えず自己顕示欲が強いですが、孤独感はつきまといます。